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おます♂の甲虫標本作成法(カブクワその4)

<展足>Harisasiue

ポイント⑨

まず、右上翅に針を刺します。

位置は大体この辺。

わかりますか?

中足の付け根にぶつからないように

気をつけて下さい。

それから上翅は硬いですから

Harisasi刺し損じて指を怪我しないように気をつけて下さい。

横からみるとこんな感じです。

真っ直ぐ刺さないと

後で標本箱に固定する時、使いにくいです。

それでは展足(整形)です。

前回、クワカブには展翅版は使わないと

書いたのですが、

只今、我が家の展足板が一杯なので、ここでは展翅板を使ってます。

Agohiraki体を刺した針は隙間からその下の台に刺のですが、

大型のクワカブでは体が厚いので、届きません。

今回は下に段ボールをさして高さを稼いで使用しています。

ポイント⑩

私の場合、体を固定したら、

まず大顎を開いて固定します。

開き具合は好みで決めましょう。私は思いっきり開きます。

Nakaasitome

ポイント⑪

次に触覚前足と順に整形していきます。

これも決まった角度があるわけでもなさそうです。

この時ピンセットを使える方は使うと良いでしょう。

ただし、ピンセットの使い方が下手な人は

かえって標本を傷つける場合もあるので、

自己責任でお願いします。

まち針だけで整形することも十分に可能です。

Atoasitome

足の曲げ方は雑誌や図鑑などの写真を見て、

自分でいいと思う形に整えます。

私はあまりカクカクしたのが好きでないので、

写真のような感じにしてます。

ポイント⑫

後足はこんな感じです。

符節などを押さえる時、

持ち上げる時は2本の針をX型に使って調整します。

高さはXの作り方で自在に調整できます。

私は大体こんな感じで止め終わりですが、

プロはもっと細かく固定します。

乾燥に伴って形が変わってしまうことがあるからです。

普通は、一日後に様子を見て形がずれていたら、

少し針を足して整形すればなんとかなります。

<修理>

ところで今回ですが、

展足を始めてから前足の符節が欠けてることに気付きました。

_| ̄|○ダメジャン!

飼育中に気付いた場合は、飼育容器内を探して符節を見つけておきます。

今回は発見が遅れたため、

Sitaiireタッパに保管してある

パーツ用標本に登場してもらいました。

ここには飾ってもらえる標本に成れなかった

悲しい標本がしまわれています。

( ̄Д ̄;;

ポイント⑬

学術的な標本ではいけませんが、個人の鑑賞用であれば、

Maeasituketa近いサイズの別の虫のパーツを取り付けても

一向に構いません。( ̄^ ̄)b

正直、足がない標本は見てくれが悪いです。

写真は透明マニキュアで前足のかぎ爪をつけたところです。

Dekiagari_1 これで完成です。

ヘラクレスなどは紫外線に当てると翅が青くなるといいますが、

ポイント⑭

一般的には直射日光の当たらない、風通しのいい場所で

乾燥すれば出来上がりです。

前のかぎ爪は実はカブトの♀のものですが

ぱっと見は気付かないと思いますよ。

また、標本箱にしまってからも

整理しなおしたりするときに不注意で

符節やその他のパーツが取れてしまうことが良くあります。

そういう時もマニキュアが役に立ちます。

以上が標本作製方法でした。

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コメント

パーツ用標本ならいっぱいあります(笑

とりあえず、煮沸して→形を作って→乾燥。ですか?うへぇ、このようにパーツは、使われるのですね。パーツは、どの様にして保存されて居るのでしょう?何だか、子供のお陰で、恐怖としていた、虫が、興味に変わってきて、とても、勉強になってます。夏休み、頑張ります! 他の虫は、この作り方では、無理なんですよね?

>おのパパ
パーツ用は結構役にたちますよ。ただ、一定レベルを過ぎると処分に困るのですが・・・(^_^; アハハ…

>わたゆきさん
パーツはすぐ乾きますから、なくならないように何かに入れて保管しておいて下さい。
パーツ用標本はタッパに防虫剤を入れて保管してます。

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