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封印していた放虫の話 その5

われわれ飼育者は放虫禁止に対してどう取り組むのか?

放虫禁止の理由をどこに求めるのか!

採集、飼育の正当性をどのようにアピールするのか!

だいたい見えてきたのではないでしょうか?

私が考える答えは以下の通りです。

「一度飼育した生き物は哺乳類であれ、昆虫であれ、自然から外れた生き物である。

これを再び野に放つことは、我々に予想のできない事態を招く可能性がある。

また、生き物を野に放つことにより、他人に迷惑をかける可能性が生じる。

これは生き物を飼育する者全てが肝に銘じなければいけないことである。

当然のことながら、我々昆虫愛好家は飼育した昆虫を決して野に放したりはしません。約束いたします。」

「確かに我々が昆虫を飼育することで、それらの虫が逃げ出す可能性はあります。

しかし我々は採集と飼育を、社会の理解を得られる範囲内で、

自主的なルールを設け、これを守って実施します。

昆虫採集、飼育は日本が誇る素晴らしい伝統ある趣味、文化であると我々は考えています。

この趣味を通じて、羽化、蛹化という昆虫独特の形態変化や個体間の形態差、

離れた種間の類似性など、進化の神秘に触れることができます。

こうしてわれわれは自然科学に対する理解を深めることができます。

そして理科離れと言われる現在の日本に、再び理科好きの子供たちを増やすことに、少しでも貢献できればと考えています。」

まあ、この主張であれば、面と向かって否定はできないでしょう。

我々飼育者が約束するのはこれだけでいいんです。

固有種がいなくなるとか交雑種ができるということに

言及する必要も責任も全くありません。

こうして飼育、採集はすばらしいことだと主張し、

同好の士を増やすのがベターではないかと

私は考えています。

そしてこのスタンスのまま、

「現存の種の分布を維持したい人」たちと

放虫禁止についてだけ共闘すればいいのです。

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コメント

1コメゲット!
何でこの記事には誰も書き込まないんだろ?(笑)

この結論はこれで、もちろん申し分ないんですが、ではみすてぃっくさんが見かけてしまったような、モンスターペアレンツ達にどう啓蒙していくのかが心配なんですよね。
我々が対処していくべき問題ではないですが、やはり販売の段階で告知してほしいですね。

>おのパパさん
ここにコメントするのは覚悟がいるんですよ。(^_^;;;
でね、モンスターペアレントを説得する理論なんてないですよ。彼らは原理主義者ですから(^_^; アハハ…
販売の段階での告知は販売資格審査につながるからどうかと思うんですけどね。
欧米ではそこまで行ってますよね。

結局、いつもおっしゃってる事。
じゃないですかっっ!?
ムズイ例えとか、脳みそ逆流でしたよ・・。
ところで、モンスターペアレントって、
何なんですか??
それが、知りたいです。

あぁ~もう2時半じゃん。
あした、10時出勤にしてもいいですか(笑)?

コメはあしたにしま~す。

え、覚悟がいるんですか??(^_^;
確かにこの主張を暗記するにはかなり時間がかかりそうです(笑)←(違

>わたゆきさん
いつも言ってますか?まあ、わたゆきさんは長いからねえ。小出しにしたの覚えてたかもしれませんね。
モンスターペアレントは要はクレーマーの父兄ですよ。ドラマもやってますよね。終わったかな?

>ルカJさん
お休みなさい(^_^; アハハ…

>あすかさん
これは長いからスローガンはこれを短くしなきゃいけませんね。(^_^; アハハ…

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