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少しだけ光明が見えたニュース

福島大は志願者増、予想外の20%アップ 「理高文低」も鮮明に 国公立大2時試験出願最終日
産経新聞 2月2日(木)0時39分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120202-00000504-san-soci


受験料を免除したり、放射能情報を発信したりという、
いろんな学校側の努力もあるでしょうし、
もしかしたら、倍率が下がって合格しやすいかも?
っていう学生側の打算だってあるかもしれない。

だけど私は、この数字は、
「福島の国立大学に入って、福島の復興に寄与しよう」
という勇気と誠実さを秘めた若者たちの賞賛すべき行動であると信じます。
また、その若者たちの決意を優しく見守るご両親にも頭が下がる思いです。

理系のほうが志願率が高いのは、やはり科学の素養があるかないかで、
現状の放射線汚染に関する認識に差が出るということでしょうし、
福島の私立大学の受験者が減っているのは、
お金のある親の考え方の影響でしょう。
また、医大の志願率は減ってないけど、
看護大学の志願は激減しているのは
やはりこの問題の感受性に男女差があることの表れだと思います。

私は若い頃、福島県にあるグループ企業の工場に
3年ほど勤務していました。その生活の中で、
東京ではもう見られない、人々の優しさに触れてきました。
その仲間たちが一生懸命働いています。
幸いにして社員の死亡者はいませんが、
親族を失ったり家屋が流されたものは何名もいます。

現在では放射性セシウムは空気中を漂っているわけではなく、
大きな分子と結合して主に土中に残っています。
食品工場というのは2重扉構造で密閉され、
衛生的な作業着に着替えなければ入室ができません。
作業場内の放射線量は関東以西と比較しても問題ないレベルです。
福島で作っていると言っても原料の大半は海外産ですしね。
現実的には商品から放射線が検出されるようなこともありません。

しかし、福島県で作っているというだけで、
「そんなものを俺に食わすのか?」のような
心無いご指摘を毎日受けていると、流石に気が滅入ってきます。

そんな中、福島で頑張ろうという若者が増えていることに
一筋の光明を見た思いです。
こういう若者たちのためにも、
我々大人はしっかりと現実を見つめなければいけないと思います。

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コメント

これはいいニュースでしたよね。

志願者減るだろうと思ってた自分の不明を恥じました。

おっさん達ももうひと頑張りしなきゃいけませんね。


ところでボタニカルなサイトへのリンクが無効になってますが、どうしたんでしょ?

リンク、つながってますね。
メンテか何かだったんでしょう。

>まにあさん
私たちオヤジにできることが何なのか?もう一度考える必要がありそうです。

若い社員を見てると、最近の若者は捨てたもんじゃないよ。僕らが若い時より考え方がしっかりしてる子も多いよ。

(訂正:「僕ら」→「僕」)

>ちーやん
しっかりしてる若者をどう選抜してどう育てるかが大事ですね。

検定料免除についてのホームページでのメッセージはアツいですね。他の国立大学や文科省からは何の相談もなしにやって大目玉くらったみたいですけど。いいんじゃないの?

>ルカJさん
被災地は何やってもいいと思います。

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